
こんにちは、とらです。
皆さんは何かの行事で最初に乾杯をすることがありますよね。
どんな飲み物で乾杯をしていますか?
歓送迎会、結婚式などお祝い事の時には
ビールであったりシャンパンであったり、
お酒やソフトドリンクでの乾杯が
多いのではないかと思います。
そんな中、変わった飲み物で乾杯する街があることがわかりました。
北海道の東にある中標津(なかしべつ)町です。
中標津町とは(なかしべつ)
中標津町は北海道の東、釧路の北にある町で、
畜産業がさかんであり、町の特産品は「牛乳」です。
札幌からは新千歳空港から根室中標津空港へ
プロペラ機で45分くらいで到着します。
人口は約23,000人なのですが、
牛はなんと2倍近い39,221頭も!(平成26年乳用牛)
データ元:中標津町勢要覧資料編:産業・経済
住んでいる人口よりも牛の方が多い町というのは
なかなかないのでは?
面白い特徴を持った町、それが中標津町です。
そんな中標津町には「牛乳で乾杯条例」が存在します。
それはなぜでしょうか。
「牛乳で乾杯条例」が存在する理由
中標津町ではなぜ牛乳で乾杯条例が存在するのでしょうか。
それは地域産業の活性化を願うからでした。
基幹産業を酪農とし発展してきた中標津町は、乳牛飼育頭数約3万9千頭を数え、生産される牛乳の乳質は、生産者のたゆまぬ努力により、その乳質は常に日本トップクラスの乳質を誇っています。
中標津町では、地域で生産され、良質な乳質を誇り、身近な飲み物としての牛乳のことをもっとよく知っていただき、生活習慣として身近な『乾杯』の機会を捉えて、『1杯目の乾杯は地場産牛乳で』を合言葉に、牛乳の飲用を広く町民の日常生活の中へ浸透させるアピールを目的として、『中標津町牛乳消費拡大応援条例』制定し、平成26年4月1日から施行することとしました。
本条例の趣旨を多くの皆様にご理解いただき、この『牛乳でかんぱ~い!!』運動が、地域に広がり根付いていくことを願うものです。
出典:中標津町牛乳消費拡大応援条例(通称『牛乳で乾杯条例』)
条例本文(PDF形式 約40KB):中標津町牛乳消費拡大応援条例(牛乳で乾杯条例)
中標津町で使われている牛乳銘柄は
私が乾杯したのは「なかしべつ牛乳」でした。
めちゃくちゃコクがあって美味しかったです!
それもそのはず。
生乳100%使用で、脂肪分がなんと8.5%以上もありましたしね!
しかも、珍しいじょうれいのためテレビの取材も入っていました。笑
まとめ
牛乳で乾杯条例は北海道の地方を活性化させるための
知恵だったのですね♪
これを期に中標津のおいしい牛乳をもっと知ってもらいたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。