
ビットリージョンでお困りの皆様、こんにちは、とらです。
今回は本来の動作ではないビットリージョンの現状(2017年10月の時点)でのまとめを目的として記事を書きました。
ビットリージョンの仕組みや歴史をいまいちど振り返りつつ、ビットリージョンのこれからの展望や、今後の仮想通貨の使い方にも少し切り込んでいきたいと思います。
目次
ビットリージョンの理念
ビットリージョンとは何か、そしてその理念は何かを復習していきましょう。
ビットリージョンとは、仮想通貨の一つであるビットコインを用いたクラウドファンディングの一つです。クラウドファンディングとは、寄付を募る方法の一つであり近年話題になっていますね。
ビットコインを使う利点は、世界のどこに住んでいてもビットコインを受け取れる環境(スマホとインターネット回線があれば良い)であるならば、誰でも利用できる事にあります。
海外で銀行口座を持てない人でも使用でき、送金手数料も非常に安価なため、発展途上国ではビットコインが生活内ですでに使用されています。
また、ビットコインは供給量が決まっており金と同じような値動きになるような理念のもと設計されたため、今後の希少価値が高まり、価格が上昇していく予想がされていました。
私がビットリージョンを始めた2016年10月のビットコインは9万円程度でしたが、それから1年程度経過した2017年9月現在の価格は42万円程度にまで価格が上昇しています。
希少価値が出ていること、ビットコイン自体の性能が上がっていること、投機対象として広く一般の人に知られてきたことなどを総合し、現在の価格にまで上昇したのでしょう。
そんなビットコインをつかったビットリージョンの理念は
経済的に困っている人を助けることは、いずれ自らをも助けることになる
ということでした。
ビットリージョン(BitRegion)の運営はそれを
カルマ(carma)
という言葉で表現しています。
ビットリージョンの仕組み
ビットリージョン(BitRegion)の助け合いの仕組みは表面上は単純です。
PHすなわちProvide Help (寄付を提供する)方と
GHすなわちGet Help (寄付を受け取る)方との
ピアツーピアのマッチングであり、ビットリージョン運営はその仕組を提供するのみである。
という名目でした。
GHをするためには先にPHをしておかなくてはならないという仕組みで、
1日ごとにPHを行った額+PHの1%がGHを行うことができる権利として加算されます。
お金を貸しているわけではないので「金利」とはいえないかもしれませんが、
これが1日1%の金利と呼ばれている仕組みです。
PH完了から20日経過すると「満期」となりGHとして「引き出せる」という仕組みです。
銀行風のサービスで金利風なものを受け取れる、という認識で良いでしょう。
7つの源泉利益 (ビットリージョンの継続に必要)
ビットリージョンのカントリーリーダーの運営資金として発表したものとして下記のようなものが挙げられます。これらの7つの源泉利益があるため、ビットリージョンのシステムは今後も継続していくと言われていました。
コミュニティのパスポート料
1パスポートは0.05 BTC、1マイクロパスポートは0.01 BTCです。
階層の上層にいることによる収入
特にアシストボーナス(下の人が行う行動の10%程度のボーナス)による収入のようです。
GiveBackボーナスを逃した場合の収入
GiveBackボーナスとは、あるビットリージョンユーザーが自身のグレードをアップグレードした場合、2階層下の人や2階層上の人に対してビットコインを支払うボーナスです。
その際に階層の異なる人はアカウントのレベル差が2以内であればボーナスを受け取ることができますが、3以上離れてしまう場合にはボーナスを受け取ることができません。
この受け取られなかったボーナスはビットリージョンの収益になります。
ビットコインのマイニング料収入
ビットリージョンはマイニングも行っているようです。
ビットコイントレード収入
トレードによる価格差収益もあるようです。
紹介者収入
世界中でビットリージョンの紹介を行っているため、紹介料が入ってくるようです。移民のシャツ代?
非公開の収入源
公開できない収益源があるようです。
ビットリージョンのPH GHバランス
ビットリージョンのPHは上限が30 BTCと決定されており、一人3アカウントまで作成することができます。
すなわち、1人で90 BTCのPHを行う権利が存在することになります。
1日1%なので、1日0.9BTCのGHを受ける権利が増えることになり、
満期である20日後には18 BTCのGHを受ける権利が出来上がります。
ある程度お金に余裕のある人は
90BTCのポジションに素早く移行したい
と考えるはずであり、
GHによって得たビットコインをPHに回すという「福利」作戦を取っていました。
ビットリージョンの実際
ビットリージョンの実際はユーザー同士のピアツーピアではない可能性が高いです。
その理由はGHの順番待ちが
ビットリージョンは詐欺か
詐欺と思えば詐欺になるが、ビットコインは「物」であり、
PHは「寄付」です。
寄付に見返りを求める行為がGHなのですが、
寄付に見返りが無くても文句はいえませんよね。
2017年1月に起きた事態
2017年1月にGHが不能になり、正常に動かなくなりました。
取り付け騒ぎ?により、完全にバランスが崩壊しています。
すでにGHが過多になりPHがほぼ行われていないと考えられます。
すでに半年以上GHを待っていてもビットコインが受け取れない状態になっています。
しかしアクティブなPHが存在する人はGHするための権利である
BR Shareがどんどん増えていきます。
PHの1日1%で BR Shareが増えますが、ユーザーは増えずPHもほぼ発生していない状況ではGHできません。
増え続けるBR Shareの消化を目的として、
ビットリージョンの運営は新たなコインである
オットコイン(OTTOCoin)を提案が提案され、運用されています。
オットコインはビットコインの保険としてユーザーを保護する目的としたコインです。
BR Shareはオットコインに変換できるようになりました。
1BR Share = 20 OTC (オットコイン)
2017年9月にオットコインがC-Cex取引所で実際にビットコインと取引することができるようになりました。
間接的にとは言え、BR Shareをビットコインに変換できるようになったのは評価できると思います。
ビットリージョンの今後の方針として、オットコインによるPHおよびGHのシステムも構築するようです。
オットコインで何が変わるか
オットコインはまだできたばかりのコインです。
価格も0.0002 BTCとBR Shareからの変換レート(0.05 BTC/OTC)よりも遥かに低いです。
しかしながらオットコインはこれから発展していくコインとされており、2017年の12月にビットコインの保険として実際に機能し始めるようです。
投資家による期待から買いが入り、価格上昇という流れになれば、
取引も活発化されると考えられます。
活性化されるということは、PHを行う人が増えてくるかも知れません。
現在停滞しているビットリージョンのGHに関しても解消されるのではないか、という希望的観測ができます。
これからのビットリージョン
現在のビットリージョンはGH不能であり、登録すらおすすめできません。
GH不能となった理由としてはっきりしたことはわかりませんが、
GHの集中およびその後のビットコインの価格上昇により、PHが減少したとも予想できますね。
この記事の読者はすでに登録しており、GHが正常に行われなかった人たちだと思いますので、これからのビットリージョンはどうなっていくのか、僕の考えを書いていこうと思います。
オットコインのPHおよびGHシステムまでは開発されると考えています。
なぜならパスポート収入が得られるからです。
すでにGHが停滞している人は原資の確保、利益の確保を行おうと考える可能性があり、なかなかスムーズにPH、GHが回るかは不明ですが、希望はその点程度でしょうか。
僕らに今できることは
C-Cexにてオットコイン-ビットコインの交換を活発にし、注目されるコインとして価格を上げていくことだと思います。
あとは仮想通貨関連情報の勉強ですかね。
仮想通貨の発明により、投資や投機のハードルはとてつもなく下がったと考えています。
投資や投機を行う、すなわち自分のお金の少なくはない金額を使用する場合には、自分の頭で理解した上で、自分の責任で自分の判断で行ってくださいね。
他人に任せっきりですと「いつの間にか・・・」ということが起きてしまう可能性が十分に高いです。
まとめ
現在のビットリージョン情報をざっくりまとめてみました。
BR Shareからオットコインへの変換も即時実行というわけではないため、時間ばかりかかります。
しかし僕らがいくら外で言葉を発していてもビットリージョンは変わりません。
ビットリージョンで頭を悩ませている人は、まずは忘れましょう。
勉強代として外に目を向けて糧となる勉強をしていきたいものですね。
とは言え、ビットリージョンには正常化してもらいたいのは本当に同じく感じています。現在の1BTCは50万円弱。
僕がビットリージョンを始めた2016年10月の価格は10万円未満ですから、5倍以上に価格が上昇していることになります。
価格上昇の理由としてはビットコインの性能向上や期待値による影響が大きいと考えています。
ビットリージョンの今後は明るいことを願いたいですね。
それでは最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。